最初は仲間や愛好者で始まった定例稽古会ではありますが、
昭和28年10月1日、現在の剣道部会の前身である「東京消防剣友会」が消防総監を顧問に、
総務部長を会長として発足、剣道が公務として位置付けされたのを出発点に昭和29年、松尾延夫先生(範士八段、当時六段)を剣道教官として迎え、益々盛んになっていきました。
時はまだまだ物不足の時代であり、練習会場や防具の調達等厳しい実状でありましたが、
各方面の理解ある温かい協力と会員の努力の甲斐もあり、少しずつでありますが、練習環境が改善され、年月を経て現在に至っています。